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【株主優待】3003 ヒューリックに投資した3つの理由「カタログギフト6,000円相当が貰える優待株」

疑問をもつネコ
ヒューリックは配当株や株主優待株に注目する個人投資家から人気みたいだけど、何が魅力で投資しているの?ヒューリックに投資する人が多い理由を知りたいな…。

ヒューリックの株主優待「2つの特徴」

まず最初にヒューリックの株主優待の特徴を2つ紹介します。

ヒューリックの株主優待「2つの特徴」
カタログギフト6,000円相当が貰える
カタログギフトは食料品がメイン

その1:カタログギフト6,000円相当が貰える

ヒューリックを200株以上を2年間以上継続保有した株主は、カタログギフト6,000円相当(3,000円相当×2つ)が貰えます。

ヒューリックで貰えるカタログギフトは、リンベルのサターンコースで公式サイトで確認すると4,400円で販売されている品物(本体 3,000円+システム料 1,000円)であることが分かります。

一般的に貰える株主優待のカタログギフトは「3,000円相当」と書かれていても、実際はカタログギフト本体とシステム料を含めて3,000円相当で計算しているケースが多いです。(具体的には、本体2,000円+システム料 1,000円など)

そのため「株主優待でカタログギフト3,000円相当が貰える」と記載があっても、システム料 1,000円を差し引かれた2,000円相当の品物の中から選ぶので、商品を見ると「何かショボいな…」と感じてしまうことが多いんですよね。

ですがヒューリックの株主優待では、このようなことがありません。カタログギフト 3,000円相当は、3,000円相当の品物がちゃんと貰えるので、多くの株主が株主優待のカタログギフトに満足しています。

これが個人投資家からヒューリックが人気の銘柄である理由の1つですね。

その2:カタログギフトは食料品がメイン

ヒューリックのカタログギフトは、主に食料品から選びます。

具体的には、肉や海鮮、フルーツ、加工食品、お菓子、ジュース、調味料など幅広い食品が掲載されています。

ちなみに食料品以外だと、ヒューリックが運営するホテルの宿泊券が選べます。

ヒューリックに投資した「3つの理由」

続いて、僕がヒューリックに投資した理由を3つ紹介します。

ヒューリックに投資した「3つの理由」
カタログギフト 6,000円相当が貰える
10期連続増配で配当金が7倍以上に増加
配当利回りが4%超と高い

本パートで紹介する配当利回りなどは、僕の取得単価である1,085円を元に計算しています。

本記事の内容は、僕が投資判断を下した理由(記録)であり、投資助言や投資推奨などの意図は一切ありません。そのため、投資判断はご自身で下すようにしてください。

その1:カタログギフト 6,000円相当が貰える

ヒューリックに投資した1つ目の理由は、カタログギフト 6,000円相当が貰えるからです。

カタログギフトは選択肢が豊富なので、毎年貰っても困ることがありません。

逆に、商品やサービスが選べない株主優待を毎年貰うと徐々に飽きてきたり、生活スタイルや食生活の変化からその株主優待の魅力が落ちてしまうことがあります。

例えば、丸大食品の株主優待だとハムが毎年届きます。逆を言えば、ハムしか貰えません。自分が若い時は丸大食品のハムが大好きだったんですが、歳を重ねるほど高級ハムの脂がしんどくなってきて、株主優待で貰える高級ハムに魅力を感じなくなりました…。

ですがカタログギフトだと膨大な選択肢から選べるので、自分の趣味や思考、食生活が変化しても全く問題ありません。

その2:10期連続増配で配当金が7倍以上に増加

ヒューリックに投資した2つ目の理由は、10期連続増配で配当金が7倍以上に増やしてきた実績があるからです。

銘柄スカウターで過去12年間の配当金の推移を確認すると、下記の通りです。

2012年 8.5円
2013年 6.5円
2014年 10.5円
2015年 15.5円
2016年 17円
2017年 21円
2018年 25.5円
2019年 31.5円
2020年 36円
2021年 39円
2022年 42円
2023年 50円
2024年 52円

2024年12月期の1株配当金は52円を予想しており、11期連続で増配予定です。2013年は1株あたり6.5円の配当金でしたが、10年後の2023年には50円と、7.6倍にも増配しています。

2013年から2023年の平均増配率は24%と、かなり高い増配率を維持していることが分かります。

もちろん、過去の増配が未来の増配を保証するわけではありませんが、業績が引き続き好調であることを考えると数年は増配を継続してくれそうに感じます。

その3:配当利回りが4%超と高い

ヒューリックに投資した3つ目の理由は、配当利回りが4%超と高いからです。

この配当利回りは僕がヒューリックへの投資を決断した時の利回りで、株価1085円に対してDPS(1株配当金)が50円、配当利回りは4.6%という水準でした。

この配当利回りは当時の日本の高配当株と比較しても高く、ヒューリックが属する不動産セクターの銘柄と比較しても高かったと記憶しています。

一般的に連続増配する銘柄は配当利回りがそれほど高くなく、連続増配を継続するために少しずつ小刻みに配当金を増やす傾向にあります。

ですがヒューリックは先にも紹介した通り、2013年から2023年は年平均24%と高い増配率を維持しており、配当金も10期以上連続で増配しています。

そして購入当時の配当利回りは4.6%と高利回りだったことから僕はヒューリックへ投資することを決断しました。

ヒューリックに投資する前に知りたい「3つの懸念」

次に、ヒューリックに投資する前に知りたい3つの懸念を紹介します。

ヒューリック「3つの懸念」
配当性向が40%と高く、増配余地は限定的
増資でEPSが希薄化するリスクがある
日本の政策金利は引き上げ方向に動いている

その1:配当性向が40%と高く、増配余地は限定的

配当性向とは、企業が稼いだ利益のうち何%を配当金で支払っているかが分かる指標です。

ヒューリックの配当性向は2024年時点で40%と既に高いことから、今後は大幅な増配は難しいと考えておく方が無難です。

なぜならヒューリック公式サイトの株主還元方針に「配当性向を40%以上とすることを目標」と書かれており、現在の配当性向がその水準に達しているためです。

ヒューリックと同じ不動産セクターに属する銘柄の配当性向と比較しても配当性向40%は高い水準です。

例えば、三井不動産の配当性向は約35%、三菱地所は約30%、東京建物は約34%といずれもヒューリックより低い水準です。

ヒューリックは同じ不動産セクターに属する銘柄と比較しても、十分な株主還元を行なっている企業と言えるでしょう。

また、直近では増配率が鈍化していることにも注意が必要でしょう。2014-2019年の増配率は前年比+20%と高かった一方で、2020年以降は増配率+10%前後と鈍化が見られます。これは利益の成長ペースに鈍化が見られるためです。

このようにヒューリックの配当性向が目安とする40%に既に到達していること、そして利益の成長ペースが鈍化していることから今後の増配ペースも鈍化する可能性が高いことを想定しておく方が良いかもしれません。

その2:増資でEPSが希薄化するリスクがある

ヒューリックは過去に+10%級の大規模な増資を過去に何度も行っており、今後も増資によってEPSが希薄化して株価が上昇しにくくなる可能性が高いです。

実際にヒューリックが過去に増資を行なった事実は、下記の通りです。

2015年の増資
発行済み株式数の11%にあたる6600万株を発行し、ホテルや老人ホームなどの資産に投資した

2021年の増資
発行済み株式数の 約12%にあたる8410万円を発行し、 新規物件の取得や耐震強化を目的とした建て替えに投資した

このように2015年と2021年にヒューリックは大規模な増資を行なっており、増資の発表翌日に株価は大きく下落しました。

増資によるEPS希薄化の影響あってか、ヒューリックの株価は2013年に付けた1800円台を2024年になっても1度もブレイクアウトできていません。

ヒューリックは、配当金と株主優待こそ魅力的ではあるものの、株価上昇も含めたトータルリターンはインデックス投資などにアンダーパフォームする可能性が高いので注意してください。

とはいえ、増資が必ずしも悪ではありません。この増資による投資があったからこそ、売上と利益の成長があり、それらが配当金や株主優待として株主に還元されているわけです。そして、これからも増資が行われるとも限りません。

そのためヒューリックが過去に大規模な増資を行なった事実を知った上で、他の要素も含めて総合的に投資を判断するようにしましょう。

その3:日本の政策金利は引き上げ方向に動いている

日本は長く続いた大規模な金融緩和を終了し、政策金利の正常化の方向に動いています。日本では17年ぶりとなる利上げです。

政策金利が引き上げられることで不動産業のように借り入れが必須のビジネスモデルにとっては金利負担が大きくなり、利益を押し下げる可能性が考えられます。

マイナス金利の解除→政策金利の引き上げ
イールドカーブコントロールの終了

この利上げが不動産セクターの業績にとってマイナスであることに加え、金融引き締めが行われることで株価は下落しやすくなります。

そして日本が利上げに動くことで日米金利差が縮小して為替が円高ドル安に動きやすくなります。すると外国人の日本株買いも入りにくくなるため、円高も日本株が下落しやすくなる1つの要因です。

このように日本銀行が政策金利の引き上げに動くことは、ヒューリックの業績と株価ともにマイナス要因であることを認識しておきましょう。

ヒューリックの株主優待「2つの注意点」

最後にヒューリックの株主優待の注意点を2つ紹介します。

ヒューリックの株主優待「2つの注意点」
300株以上の2年以上継続保有が必要
2024年に購入しても2026年は貰えない

その1:300株以上の2年以上継続保有が必要

ヒューリックから株主優待を貰うには300株以上を2年以上継続保有する必要があります。

2023年8月に株主優待制度の変更が行われるまでは12月の権利落ちに300株を保有していれば株主優待が貰えましたが2025年以降は2年以上継続保有する株主のみが対象になります。

継続保有の定義は、基準日に3単元(300株)以上を同一株主番号で保有していることになります。

その2:2024年に購入しても2026年は貰えない

ヒューリックの株式を2024年に300株購入しても2026年12月の権利落ちでは「継続保有2年」の条件を満たしていないため、株主優待は貰えません。

2024年にヒューリックの株式を300株購入した場合、下記のスケジュールで株主優待 が配布されます。

2025年:カタログギフト3000円相当
2026年:配布なし
2027年:カタログギフト6000円相当
2028年:カタログギフト6000円相当

このように2023年8月に株主優待制度の変更が行われたことで、 2026年は株主優待がもらえないことを認識しておきましょう。

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