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【株主優待】3641 パピレスに投資する5つの魅力「Rentaギフトコード11,000円相当が貰える優待株」

疑問をもつネコ
パピレスに投資すると株主優待でギフトコード11,000円相当が貰えてお得だけど、業績はそれほど伸びていないみたいだから株を長期で保有するのは不安だ。パピレスについて詳しく知りたいな。

パピレスの株主優待を知る「2つの特徴」

まず最初に、パピレスに投資すると貰える株主優待の特徴について紹介します。

パピレスの株主優待「2つの特徴」
Rentaのギフトコード11,000円
優待利回り11%と高還元

その1:Rentaのギフトコード11,000円(税込)

パピレスの株主優待では電子書籍 Rentaで使えるギフトコード 11,000円相当(税込)が貰えます。

Rentaは漫画のレンタル(48時間)もしくは購入のいずれかを選んで利用するサイトで、

レンタルできる漫画数は約41万冊、購入できる漫画数は約98万冊あります。(2024年9月時点)

取り扱い漫画のジャンルとしては、少年ジャンプや少年サンデー、少年チャンピオンなどです。

その2:優待利回り11%と高還元

パピレスの優待利回りは11%と還元率が高いため、特に漫画が好きな投資家に人気の株主優待です。

2024年9月時点ではパピレスの株価が1,000円前後で推移しているため、株主優待で貰えるギフトコード11,000円から計算する優待利回りは11%にもなります。

あとで詳しく解説しますが、パピレスは配当金に加えて自社株買いによる株主還元も積極的に行なっているため、総合利回りや総還元性高は更に高くなります。

パピレスに投資する「5つの魅力」

次にパピレスに投資する魅力を5つ紹介します。

パピレスに投資する「5つの魅力」
総合利回りは12%を超える
時価総額を超える現金を保有し、PBR1倍割れ
自社株買いによる株主還元に積極的
株主優待コストが低く、継続性が高い
海外事業の拡大に向けた積極投資に期待

ちなみに僕は2024年時点でパピレスへの投資は行なっておりません。パピレスの株主優待であるギフトコードに魅力を感じたことで、投資する魅力は株主優待以外に何があるのかを調べました。その内容を本パートにまとめました。

こちらの内容は、投資助言や投資推奨などの意図は一切ありません。そのため、投資判断はご自身で下すようにしてください。

その1:総合利回りは12%を超える

パピレスの総合利回りは12%を超えており、利回りがかなり高い銘柄です。

2024年9月時点で株価は1,000円前後で推移しており、株主優待と配当金から計算した各利回りは下記の通りです。

株主優待 11,000円相当のギフトコード
→優待利回り11%

配当金 10円
→配当利回り 1%

このように優待利回りと配当利回りを足した総合利回りは12%となります。

とは言え、大半の株主還元が株主優待によるRentaのギフトコードなので、電子書籍で漫画を楽しみたい人にメリットのある株主還元であることには注意してください。

株主優待は非課税であることから、税金面を考えると優待利回りが高い銘柄は更にお得ですよね。

その2:時価総額を超える現金を保有し、PBR1倍割れ

パピレスは現預金を約119億円保有している一方で、2024年9月時点の時価総額は100億円前後で推移しています。PBRも1倍を下回っており、株式市場で株価が十分に評価されていません。

銘柄スカウターでパピレスの貸借対照表を確認すると自己資本比率は70%と高く、資産の大半を現金預金で保有しており、その額は約119億円もあります。

次に株価チャートを確認すると2023年以降は株価が1,000円前後で推移しており、時価総額100億円前後で長く推移していることが分かります。

言い換えると「119億円の現金を保有する会社が株式市場では100億円で売られている状態」です。会社は、Rentaなどサービスや社員など貸借対照表に掲載されない資産も保有しています。

100億円でパピレスが保有する現預金119億円とRentaのビジネスモデル、運営する社員が手に入る状態なので、かなりお得な状態とも言えます。

とは言え、これがお宝銘柄ですぐに買うべきかというとそうとも言い切れなくて、実際は複数の不安要素があるから株価は上昇せずに推移しているわけです。その理由は記事の後半で説明します。

その3:自社株買いによる株主還元に積極的

パピレスは自社株買いによる株主還元に積極的で、特に2020年以降はその姿勢を強めている傾向にあります。

銘柄スカウターで自社株買いの推移を確認すると2024年には約8億円の自社株買いを行なっており、パピレスの時価総額100億円から計算すると8%と大規模な自社株買いです。

同じく銘柄スカウターで自社株買いの実施期間を確認すると、特に株価が低迷している2023〜2024年にかけて積極的に自社株買いを行なっていることが分かります。

その理由は、おそらく経営陣は株価1,000円前後が割安だと判断し、株価が安い間に自社株買いで株主還元を行なっておこうという考えがあるからです。

この株価水準で大規模な自社株買いが続くようなら株価の下値目処として機能する可能性が高いと考え、僕はパピレスの株式購入を検討しました。(2024年9月12日時点ではまだ購入していませんが)

その4:株主優待コストが低く、継続性が高い

パピレスの株主優待を維持するのにかかるコストは実質ゼロなので、株主優待の継続性が高いと思います。

なぜならRenta内で電子書籍のデータを作ってしまえば、その後は作品を10人が読んでも100人が読んでもサービス提供にかかるコストはほとんど変わらないからです。

例えば、株主優待としてQUOカードを提供する企業の場合、QUOカードを配布する金額が株主優待の維持コストとしてかかります。個人投資家の数が増えるほど株主優待コストが高くなるため、株主優待の持続が難しくなります。

ですがパピレスだと自社サービスのRentaで使えるギフトコードを株主優待に配布しており、かかっているコストがゼロに近いことから株主優待が今後も継続する可能性が高いと言えるでしょう。

その5:海外事業の拡大に向けた積極投資に期待

パピレスは海外市場へ積極的に投資を行なっており、韓国語圏や中国語圏、英語圏向けの業績を拡大するために既に動いています。

なぜなら日本国内は電子書籍のライバル企業が既に多く存在するため、今後の市場成長が限定的になる可能性が高いからです。

日本の漫画を翻訳して世界に売り出すためにAI技術へ投資していることに加え、2023年にはセガサミーと資本業務提携を結んで共同プロジェクト(縦スクロールに特化した電子コミック事業)を始動させています。

もちろん、この先行投資が業績に結びつくかはまだ不明ですが、もしも韓国語圏や中国語圏、英語圏で業績が伸び始めたら株価も大きく上昇する可能性が高そうです。

パピレスに投資する前に知りたい「3つの懸念」

次に、パピレスの株式を購入する前に知っておきたい懸念を3つ紹介します。

パピレスに投資する「3つの懸念」
2021年をピークに減収減益が続く
電子書籍ビジネスは独自性を出しにくい
信用買残が多く、株価が上昇しにくい

その1:2021年をピークに減収減益が続く

パピレスの業績はコロナ禍のすごもり需要があった2021年をピークに減収減益が続いています。

そこで銘柄スカウターでパピレスの業績推移を確認すると、2021年には売上が253億円、営業利益が22億円ありました。ですが、その2021年をピークに減収減益が続いており、2024年には売上が171億円、営業利益が25億円まで減少しています。

パピレスの業績が不調であるのには、次に紹介する「電子書籍ビジネスは独自性を出しにくい」ことが理由に挙げられます。

その2:電子書籍ビジネスは独自性を出しにくい

電子書籍ビジネスは、独自性を出しにくいビジネスモデルのため、同業他社の電子書籍と似たようなサービスになってしまいがちです。

その理由は、電子書籍サービスの中で読める漫画は大半が同じなので、消費者としてはどの電子書籍サービスを使っても大して変わらないからです。

具体的な電子書籍サービスとしては、Kindleやコミックシーモア、楽天コボ、まんが王国、DMMブックス、ピッコマ、LINEマンガ、めちゃコミック、マンガワンなどが挙げられます。

例えば、少年ジャンプで連載する「ワンピース」を読みたい人は、どの電子書籍サービスを利用してもワンピースが読めるので、特定のサービスに固執する必要はありません。

とある電子書籍のサービスでお得なキャンペーンを行なっているものなら、気になる漫画が読めたら満足する大半のお客さんはその電子書籍サービスへ切り替えてしまうことでしょう。

このように電子書籍サービスは他社との差別化が難しいことに加え、電子書籍サービスの種類がどんどん増えていることから国内事業だけで業績を伸ばし続けることは難しいと言えるでしょう。

その3:信用買残が多く、株価が上昇しにくい

パピレスを信用取引で保有する個人投資家が既に多くいることで売り圧力が強いため、株価が上昇しにくい状況にあります。

パピレスの信用買残は2024年9月時点で約31万株です。1日の平均出来高は1万株前後なので、約31日分の取引量に相当する信用買残が溜まっていることが分かります。

信用買残が多い銘柄が上昇しにくい理由は、信用取引は6ヶ月間という決済期日付きのポジションであるため、株価が上昇すれば利益確定に動く投資家が大勢いるからです。

つまり、パピレスには利益確定待ち(もしくは損切り)のポジションが大量に控えているため、この信用買残が解消されるまでは株価が上昇しにくい状況が続くことが想定されます。

ちなみに信用買残の推移は松井証券が提供する「松井証券 日本株アプリ」で確認すると見やすいです。

信用買残は、一般的に週1回ペースで更新されます。ですが松井証券では松井証券店内の売買動向をもとに信用買残の推計値が毎日更新されるので日々の変化をいち早く確認できます。

また、信用買残の推移をラインチャートで確認でき、株価チャートと一緒に確認できる使い勝手の良さも魅力ですよね。

パピレスの株主優待「2つの注意点」

最後にパピレスの株主優待の2つの注意点を紹介して記事を終えます。

パピレスの株主優待「2つの懸念」
有効期限は翌年6月末まで
株主優待の改悪や廃止

その1:有効期限は翌年6月末まで

パピレスの株主優待で貰えるRentaのギフトコードの有効期限は翌年6月末までです。

株主優待を貰って1年以内に11,000円分の電子書籍で消費しないとギフトコードが消失してしまうので注意してください。

その2:株主優待の改悪や廃止

パピレスの株主優待はコストが低く抑えられているため、株主優待の廃止リスクが低いと考えられるとお伝えしました。

ですが株主優待の改悪や廃止のリスクが0%ではなく、同業他社の銘柄では電子書籍の株主優待が大幅に変更された過去があるので1つの事例として紹介しておきます。

電子書籍「まんが王国」を運営するビーグリーは、2022年8月に100株保有時の株主優待を10分の1に減らしました。

ビーグリーの株主優待
変更前:まんが王国専用図書券 10,000ポイント
変更後:まんが王国専用図書券 1,000ポイント

それまで僕は、まんが王国を利用しており、株主優待の魅力に惹かれてビーグリーの株主でもあったので、かなりショックな変更でした。

このように同業他社のビーグリーが株主優待の内容を大幅に変更した過去があるので、パピレスでも株主優待が無くなる(配布額が減る)可能性があることを頭の片隅にでも入れておきましょう。

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