
本記事では、iPadで株の分析をするときにおすすめのアプリを6つ紹介します。
- Safari
- TradingView
- iSPEED
- 松井証券 日本株
- Apple純正のメモ、リマインダー
- Numbers
これらのアプリを併用することで日々の情報収集を効率的に行える事はもちろん、チャート分析や価格変動の通知、情報の管理などもiPad 1つで網羅することができます。
本記事を書いている僕は、投資歴8年の個人投資家です。
過去には、50万円ほどかけてパソコン2台とモニター8枚を設置したトレーディングルームを作り、本格的な環境で投資を行っていた時期もありました。
ですが直近3年間はほぼiPadだけ(外出先ではiPhone)で株式投資を行っています。
iPadへ移行したことで場所や時間の拘束もなく効率的に作業できたり、機器の買い替えコストも2〜3年に1度くらいのペースでiPadの買い替えに約10万円かかるくらいで経済的と、このスタイルは何かとメリットが多いです。
僕と似たような投資スタイルの個人投資家はおすすめなので、良ければ試してみてください。
- 日本株と米国株、仮想通貨に投資
- 中長期のスイングトレード
- デイトレやFXなどの短期取引はやらない
- 主に企業の開示情報から情報収集する
そこで本記事では、iPadで上記6つのアプリがおすすめの理由と、その活用法について紹介します。
【iPad】日本の個別株分析におすすめのアプリ「6選」
iPadで日本の個別株を分析するときにおすすめのアプリは、下記の6つです。
- Safari
- TradingView
- iSPEED
- 松井証券 日本株
- Apple純正のメモ、リマインダー
- Numbers
その1:Safari
iPadで株を分析するときに使いたいアプリ1つ目は『Safari』 です。
世界的に見た場合、最も使われているウェブブラウザはGoogle Chromeですが、iPadユーザならやはりSafariがオススメです。
その理由は、SafariはiPadでの操作性が高く、iOSのアップデートとともに使える機能が増え続けており、日に日に便利になっているからです。
例えば、iPadの画面を2画面に分割してSafariを両方に開いてブラウジングできるSplit View(またはSlide Over)を使うと、情報収集効率が格段にアップします。
さらに、iPadのピクチャインピクチャ機能を使うと、Safariで2画面表示をしつつも、その上でYouTubeなどの動画を再生することも可能です。
iPad AirやiPad Proでも最大インチ数が13インチなので画面サイズに制限はあるものの、この方法を使うと最大で3画面分の情報をiPadに映すことが可能です。
このように、SafariはApple純正のブラウザと言うこともあり、操作性がかなり高いです。
このような操作性の観点からiPadで使うアプリは、可能ならApple純正品を選んでおくことがオススメです。
その2:TradingView
iPadで株を分析するときに使いたいアプリ2つ目は『TradingView』です。
TradingViewとは、最も多くの人が使っているチャート分析ソフトです。
チャートのテクニカル分析はもちろん、企業のファンダメンタルズをグラフ化して表示する機能もあり、業績や財務の良し悪しを一目で判断することができます。
例えば、一定の条件で銘柄をスクリーニングし、そのリストをトレーディングビューに読み込み、株価チャートと業績、財務を一緒に確認する方法は効率的なのでオススメです。
ちなみに、TradingViewはアプリ版もありますがiPadでSafariなどのブラウザでTradingViewを開くと、パソコンと全く同じ機能を使えるので個人的にはブラウザ版がお気に入りです。
また、TradingViewだとiPadやiPhoneでも複数の銘柄のチャートを同時に表示することで比較や分析を行いやすいのも大きなメリットと言えるでしょう。
対して、証券会社が提供するチャート分析アプリでは、画面上に1つの銘柄しか表示できなかったり、業績や投資指標をグラフ表示できなかったり、銘柄分析と言う観点ではTradingViewに劣る部分が何かと多いです。
そのためチャート分析を本格的に行いたい人ならチャート分析ソフトはTradingView 1択と考えて良いでしょう。
その3:iSPEED
iPadで株を分析するときに使いたいアプリ3つ目は『iSPEED』です。
iSPEEDとは楽天証券で口座開設している人が使える取引ツールです。
iSPEEDには、スマホ版とiPad版の2種類がリリースされており、僕は両方のiSPEEDを活用しています。
- iSPEED スマホ版
外出先のiPhoneで株価確認、通知機能で個別株のニュースや価格変動をチェック - iSPEED iPad版
信用買残の推移を週足チャートでチェック
基本的にはTradingViewがおすすめですが、メインの証券口座に楽天証券を使っていて、分析ツールを1つにまとめたいとお考えの人は使ってみてもいいかもしれません。
iSPEEDのiPad版は、例えば「株価チャートを連続でチェックしたい時」などに便利です。
iSPEEDのスマホ版だと、チャートを開いた後は「画面を銘柄一覧に戻した後」に、次に確認したい銘柄のチャートを開く必要があり、この「画面を銘柄一覧に戻す」という操作は繰り返すと地味にストレスです。
ですが、iSPEEDのiPad版だとチャートを確認した後に画面を戻す操作は不要で、チャートを連続してチェックできるので日々の銘柄探しやチャートチェックを効率的に行えます。
楽天証券は取引手数料も無料ですし、提供する取引ツールも使い勝手が良いので、口座開設がまだの人は試してみてもいいかもしれません。
その4:松井証券 日本株
iPadで株を分析するときに使いたいアプリ4つ目は『松井証券 日本株』です。
松井証券の日本株アプリで確認する情報は、主に信用取引の情報で下記の3つです。
- 信用評価損益率
- 松井証券店内の信用取引状況
- 週足チャートで信用買残と売残
このアプリでは、松井証券店内の信用取引状況を「毎日」確認することができます。
信用買残を確認する理由は、信用取引の買残が多いと株価の上昇を妨げる原因になり、株価が下落し易くなる(もしくは上昇しにくい)からです。
一般的に確認できる日証金貸借取引残高は、全ての証券会社の信用取引をまとめた情報で、毎週第2営業日に更新されます。
松井証券 日本株のアプリで見れる情報は、松井証券店内の信用取引に限定されるものの、毎日更新されるので需給の変化をタイムリーに掴むことができます。
基本的に個人投資家は似たような取引をするので、他の証券会社でも似たような信用取引が行われている想定で大丈夫でしょう。
週足チャートでは、信用取引の買残と売残をチャート上に表示できるのも松井証券の強みです。
使い方としては、例えば「どの価格帯で積み上がった信用買残なのか」や「日々の出来高に対して、信用買残がどれだけ積み上がっているのか」をチャートの値動きと一緒に確認しておくと良いでしょう。
他にも、松井証券 日本株アプリで見れる「ビジュアル決算」も便利で、決算短信や決算説明会資料などの難しい資料を読みに行かなくても、アプリ内で簡単にチェックすることができます。
このように、松井証券 日本株アプリでは、多くの情報を数字ではなくグラフで表示することで銘柄分析がやりやすくなっているため、特に株式投資の初心者から中級者はダウンロードしておきたいアプリですね。
その5:Apple純正のメモ、リマインダー
iPadで株を分析するときに使いたいアプリ5つ目は『Apple純正のメモ、リマインダー』です。
これはニュースや決算などを見て得た情報を管理する際におすすめのツールです。
「メモが取れて、スケジュールを通知管理できて、使い勝手の良いアプリ」なら何でもいいですが、個人的にはApple純正のメモとリマインダーが使いやすいので愛用しています。
どのような情報をメモに保存するかと言うと、特に業界のトレンドや企業業績の変化などが中心です。
例えば「海外売上高比率の高い銘柄Aは、ドル円が円安に1円動くとどれだけの為替差益が発生するのか」といったような投資に役立つ情報は何でも保存しています。
テキストだけじゃなく、スクリーンショットなども説明用の画像としてメモに追加しておくと、後から見返したときにわかりやすくて便利ですね。
日本の上場企業は約4000銘柄もあり、これらの情報をチェックして記憶だけで覚えておく事はほぼ不可能に近いです。こまめにメモに追加しておくと、そのストックされた情報が将来的に役に立つことが必ずあるでしょう。
リマインダーは、重要な経済指標や決算発表日、自身のやることリストの管理などを追加して通知が届く設定にしておくと便利だと思います。
その6:Numbers
iPadで株を分析するときに使いたいアプリ6つ目は『Numbers』です。
NumbersとはAppleが提供するExcelやスプレッドシートのような表ソフトです。
なぜExcelやスプレッドシートを使わないのかと言うと、iPadではこれらアプリの操作性が悪いことに加え、アプリ版だと使える機能も制限されているためです。
例えば、スプレッドシートを開いていて画面を一度Safariに切り替えた後、再びスプレッドシートに切り替えると開いていたファイルが強制終了するようなことが結構な高頻度で起きます。
ですがNumbersだとApple純正アプリと言うこともあり、iPadでの使い勝手が良く、機能も十分に使えるのでかなり良い感じです。
例えば、スクレイピングの機能を使えばNumbersで日々の株価情報を取得し、銘柄分析や管理を行うことも可能です。
このようなファイルのテンプレートが最初から付属しているのもNumbersの嬉しいポイントでもあります。