【iPadをフル活用】株式投資はiPadがおすすめの8つの理由

疑問をもつネコ

今まではスマホだけで株式投資を行っていたけど、これからは株式投資を本格的に行いたい…。まずは環境作りとしてパソコンを購入したほうが良いのかな？すでにiPadは持っているんだけど、iPadで株式投資をするのはスペック不足？

本記事は、このような疑問にiPadだけで株式投資を行う投資歴8年の筆者がお答えします。

結論として、株式投資を本格的に行うにあたってパソコンが必ずしも必要ではなく、投資スタイルによってはiPadの方が使い勝手が良いのでおすすめです。

それには下記の8つの理由が挙げられます。

もちろん、iPadだけで株式投資が行えるかどうかは、どのような投資スタイルかによっても大きく異なります。

そのため前提として、この記事を書いている僕の投資スタイルは下記の通りです。

過去には2台のパソコンを使って、8枚のモニターを設置したトレーディングデスクで株取引を行っていた時代もありましたが投資歴を重ねるごとに投資環境がシンプルになり、現在のiPad 1枚というスタイルにたどり着きました。

ここ数年間でiOSが大幅にアップデートしてiPadの作用効率が大きく向上したことで、このスタイルが可能になりました。

個人的にはパソコンやモニターなどのトレード環境にお金を使うよりもそのお金で投資した方がよほど理にかなっていると思います。

【iPadをフル活用】株式投資はiPadがおすすめの9つの理由

その1：キーボードとマウスを追加すればパソコン化できる

株式投資にiPadがおすすめの1つ目の理由は『キーボードとマウスを追加すればパソコン化できる』です。

iPadにキーボードとマウスを接続すると、iPadをパソコン感覚で使えます。

この方法でiPadが完全なパソコンとしては使えないものの、基本的に株式投資で必要な機能に関してはほぼ問題なく使えます。

ちなみに僕はiPadをパソコンスタンドに立て掛けて、Apple純正品のMac用のMagic KeyboardとMagic Mouseを接続して、iPadを使うことも多いです。

持ち運びやデザイン性の良さを重視したい人は、iPad用のMagic KeyboardがAppleから発売されているので、そちらを試してみても良いでしょう。

その2：音声入力を使えばタイピングより早い

株式投資にiPadがおすすめの2つ目の理由は『音声入力を使えばタイピングより早い』です。

まず前提として、株式市場では日々膨大なニュースが発表されるため、効率よく情報を取得し、それらを使える情報としてメモや記憶にストックし続けることが重要です。

なぜなら日々の情報収集のストックが数ヶ月後または数年後の投資アイデアに繋がるからです。

僕の場合、日々の膨大なニュースを記憶で覚え続けるのが苦手なので、重要と感じたニュースは全てApple純正のメモに保存しています。

その作業をスムーズかつ効率的に行う方法を考えた場合、音声入力を使うのが最適解なんですよね。

最近はiPadやiPhoneの音声入力の精度が格段に向上しているため、パソコンのキーボードでタイピングするよりも素早く記録を残すことができます。

その3：パソコンとスマホの両方の良さを兼ね備える

株式投資にiPadがおすすめの3つ目の理由は『パソコンとスマホの両方の良さを兼ね備える』です。

例えば、Split ViewでiPadの画面を二分割して「左画面にSafari、右画面にメモ」といった使い方です。

Safariで投資の情報サイトを開きつつ、重要な情報はメモに書き込む際にすごく便利なので、僕はSplit Viewをよく使います。

他にも、両方の画面でSafariを開いて調べ事をしたり、YouTubeを見つつ大事な情報をメモに入力したりと、このようにいろんなアプリで2画面表示ができるので非常に重宝している機能なんですよね。

またiPadではiPhone用のアプリも使えるので、この点もiPadを使っている理由の1つでもあります。

その4：縦長の画面で開示資料を読みやすい

株式投資にiPadがおすすめの4つ目の理由は『縦長の画面で開示資料を読みやすい』です。

これは言うまでもありませんが、パソコンと比べてiPadは画面が縦に長いため、決算短信や決算説明会資料などの開示資料を読みやすいです。

画面が横長のパソコンと比べて、画面内に多くの情報を表示することができます。例えば、決算短信や有価証券報告書を読む時は、横長の画面だと画面スクロールが多くなるので、これが地味にストレスなんですよね。

ちなみにチャート分析をする際も、画面が縦長のiPadだとテクニカル指標を複数表示しても、そこそこ大きなサイズ感で表示できて見やすいのもメリットです。

このようにiPadは画面サイズが最大13インチと大きく、縦長の画面であることから決算短信や決算説明会資料、チャートを見るのに適した端末だと言えるでしょう。

その5：ブルーライトを最小限に抑えられて目が疲れにくい

株式投資にiPadがおすすめの5つ目の理由は『ブルーライトを最小限に抑えられて目が疲れにくい』です。

少し極端かもしれませんが、パソコンに外部モニターを接続して2画面や3画面で投資情報を閲覧できるトレーディングルームのような環境はあまりオススメではありません。

ちなみに僕は約5年前まで、主にパソコンで情報収集を行い、その効率性を高めるために複数のモニターを設置していました。

一見、この方が良さそうに感じるかもしれませんが、実際は複数のモニターから浴びせられるブルーライトで目がすぐに疲れてしまい、その疲労から脳が回らなくなり、3〜4時間も経つと疲労で眠たくなってしまいます。

例えば、仕事が休みの日に「今日は1日かけて× ×の銘柄を調べるぞ」と意気込んでも開始3時間ほどで疲労が蓄積し、午後になるとその疲労からデスクで寝落ちしてしまうということがよくありました。

ですが株式投資で使うメインの端末をiPadに切り替えてからは画面から照射されるブルーライトの量が減って目が疲れにくくなり、その結果 情報収集の質が大幅に向上しました。

それにデスクに座って同じ体勢でモニターを見続けるのは結構疲れます。iPadだと寝転んだり、座ったり、立ったりと、体勢を変えながら使える点もiPadを活用するメリットだと思います。

その6：購入価格が安く、作業環境も必要なし

株式投資にiPadがおすすめの6つ目の理由は『購入価格が安く、作業環境も必要なし』です。

iPad Airだと100,000円ほど、iPad Proでも170,000円ほどで購入することができ、モバイル端末なのでどこでも使えます。

ですがパソコンを購入する場合、仮にMacだと最も安いMacBook Airで150,000円ほどかかり、パソコン用のデスクやチェアの購入に安くても50,000円ほどかかります。

このようにモバイル端末であるiPadは購入価格がMacよりも安く、作業環境も制限されずどこでも使えるので、初期投資金額を安く抑えることができます。

その7：投資本や雑誌などが読みやすい

株式投資にiPadがおすすめの7つ目の理由は『投資本や雑誌などが読みやすい』です。

Kindleで投資本を読んで学習したり、楽天マガジンの雑誌から情報収集したりするのに、iPadは非常に便利です。

例えば、寝る前などの空き時間を有効活用して、ベッドの上で読書する際にも、iPadだとささっと取り出して使えるので便利です。

これがiPhoneの小さな画面だとやはり読みにくさを感じますし、パソコンだとわざわざ準備して使う手間が億劫です。

他にも、洗い物などの家事をする時間にiPadで日経CNBCやYouTubeなどで情報収集できるのも、iPadのモバイル性の高さゆえですよね。

このように大きな画面から電子書籍が読みやすく、モバイル性の高さから場所を選ばずに情報収集できることがiPadの大きな魅力だと言えるでしょう。

その8：直感的なタッチ操作は何かと早い

株式投資にiPadがおすすめの8つ目の理由は『直感的なタッチ操作は何かと早い』です。

「調べ事や資料作成などは、iPadよりパソコンを使った方が早くできそう」と考えている人が多いかもしれませんが、それは一概には言えません。

例えば、テキストのコピー（カット）やペースト、取り消し、やり直し、スクリーンショットなどはiPadに登録されたジェスチャー機能で行うことができます。

更にSafariの拡張機能に「Svadilfari」というジェスチャー機能を増やせるアプリを追加すると、Safariでタブの新規追加やタブを閉じる、タブの複製、リロードなどをジェスチャーで操作できます。

先に紹介した音声入力とジェスチャ機能を併用することで、パソコンのタイピング並、もしくはそれ以上の速さで文章やメモを入力することができるはずです。